桜が満開だから全国から毎年200万人もの人が訪れるのだろうか。
青森の弘前公園を散策しながらそんなことを考えていました。
公園内には2,600本もの桜が植えられています。
全体のレイアウトが素晴らしい。
見どころを考えてコースを設計してあるし、夜間の照明も巧みに配置してある。
またボートで鑑賞できるコースを用意したり、上から見渡せるようにやぐらを組んだり、工事中の石垣の様子がよく見える位置に仮設の歩道も用意してあります。
それと屋台の配置もよく考えられているし、さらに様々な新しい企画を同時進行で展開して新たな顧客層の集客にも力を入れている。
細部を観察すればするほど小さな改良を積み重ねた結晶のように見えてくる。
ブランディングは少しずつ手を加え、とどまることなく変化し続けることで育っていきます。
去年と同じことを繰り返していたら、あっという間に古くなるし、飽きられる。
だから変えていく。
変えてはいくけど、変えるところと、変えないところの線引きが明確だから変化し続けているのにブレない。
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弘前城も、ひと通り歩いてみるだけで育てているのは桜だけではないことがわかります。
時間をかけて育てているのは、来場者に変化を楽しんでもらおうという企画です。
桜を主役にするための企画です。
現地に足を運ぶといろんなことが見えてきますね。
ー 撮影場所と機材 ー
青森県
弘前公園/弘前城
Canon PowerShot G7X
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吉見 範一(よしみ のりかず)
「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/
経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰

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