最初に覚えたのは小学生用の百科事典を飛び込みで売る営業だった。
その後、他の教材を扱ったこともあります。
他にもアパレル関連や電器部品メーカー、ギフト商品、記念品の製造卸、大手通信系企業など様々な業界の企業を渡り歩いてきました。
そこで私が見てきたのは「その会社の常識は、他の会社の非常識」という現実です。
大学を卒業してその会社しか知らない人はその会社の常識が世の中の常識だと勘違いしているケースが多い。
世間から見れば「なぜそうなるんだ?」と思うようなことでも疑問を持つこともなく盲目的に従っている様子をたくさん見ています。
そういう人も「常識を疑え」というフレーズを知っているし、口で言うのは簡単。
でも実践している人はとても少ない。
視点を変えようと思ったら転職でもしない限り不可能ではないかと思えてくる。
ただ転職というのは現実的な選択肢ではありません。
もしあなたが10年以上、ひとつの会社で同じ仕事を継続しているとしたら外部の視点を取り入れる工夫をしたほうがいい。
生き残りをかけて改良を繰り返していませんか?
その結果、特に競争が激しい業界で起きているのは類似化です。
競えあえば競い合うほど、他との違いは小さくなり、プロでなければ見分けがつかない状態に陥り、ライバルとよく似た商品を生み出しています。
プロにとって「常識を疑え」は避けて通れない道になっている。
私は転職を繰り返してきました。
転職のたびにノウハウも手探りになるし情報の蓄積もないから新人にリセットされます。
業界が変わればフリダシに戻る。
だから転職はデメリットだと思っていた。
でも振り返ってみると転職で得た知見こそ、今の私にとって最強の武器になっています。
なぜなら「その会社の常識は、他の会社では非常識」という現実を突きつけられ、常に外部からの視点で発想する訓練ができたからです。
あなたの会社は本当に世の中の常識と一致しているのだろうか。
主力商品を見てください。
もし長年にわたって改良を繰り返し、類似品との違いがわかりにくくなっているとしたら、外部の視点を検討する時期を迎えています。
あなたは 自社の常識を疑う ことができますか?
ー 撮影場所と機材 ー
青森
Canon PowerShot G7X
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吉見 範一(よしみ のりかず)

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