過去のデータを集めて、分析して、研究して、改善案を出して……。

理論的に何かを生み出そうとしても、出てくるアイデアはすでに他社が扱っているものとほとんど変わらないなんてことになっていませんか。

市場が求めているのは過去のデータを研究して得られた数値(理屈)からは生まれにくくなっている。

「これって他とは違うよね」と受け止めてもらうには理屈よりも感性を優先したほうが伝わりやすいい。

話題になりやすく手に取ってみたくなる商品は、パッと見ただけで「カッコイイなぁ」とか「わおーっ!」とか、そうした反応を引き出せるもの、つまり感性にインパクトを与えるものになっています。

 

 

理屈から生み出されたものは新鮮さに欠けるものが多いんです。

言い換えると、違いがわからないんです。

すでにあるものを改良した商品や他社でも扱っているものの多くは、売り場の棚に並べたらシロウト目には同じにものに見える。

手に取って比べてみてもそれほどの違いを感じない。

インパクトがない。

ということは、メーカーが「ここが違います」と訴求してみたところで「その他」の中に紛れ込んでしまう。

 

 

これだけモノや情報が氾濫してくると、人が興味を示すのは、会社の大きさでもないし、どこを改良したのか違いがわからない商品でもありません。

それよりも企業の考え方姿勢です。

「ウチはこういう考え方でやってます」というほうが他社との違いもわかりやすいし、商品も手に取りやすくなる。

「この会社は特別なんだ」と見られる努力をしていますか。

それを可能にするのは、モノの違いより考え方の違い、理屈よりも感性の違いです。

あなたは数値では表せない魅力を発信していますか。

 

ところであなた自身はどうだろう。

日頃からアートに触れて、理屈抜きで「わおーっ!」と反応できる感性や「カッコイイ」を見つける感性を育てていますか?

 

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

富山県/富山市 ガラス美術館
Canon PowerShot G7X

 

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吉見 範一(よしみ のりかず)

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「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰
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