またセミナー講師から相談を受けた。
「あの話し方とかって、どうやって覚えたんですか?」
録音と録画です。
セミナー講師として人前で話している様子を録画すると、自分の欠点がすぐにわかります。
わかったら直せばいい。
まあね。
確かにそうなんだけど……。
録画して修正する人にありがちなのがオーバーランなんですよね。
欠点を修正したいと思うのはとても自然な発想だし、そのこと自体が悪いわけではありません。
録画や録音は私も大量にやっています。
ただ問題なのは、自分で見つけた欠点を修正しようとして、そこを講演中に意識しすぎることなんです。
講演中に話し方をコントロールしようとすればするほどギクシャクしてくるしリズム感が悪くなります。
そして焦る。
直そうという意識が強すぎてベストなポイントで止まらずにオーバーランになりやすい。
なにごとも「過ぎたるは猶及ばざるが如し」です。
人前に立ったときの過剰な意識は無意識よりも始末が悪い。
では、どうすればいいのでしょうか。
録画して、再生して、欠点を見つけたら自覚する。
それでいいんです。
人前に立ったときは欠点を意識しなくてもいい。
あえて意識しなくても何度も何度も録音して、再生して、自覚すれば徐々に修正されていきます。
それよりも講演中は受講されている人に意識を集中してください。
そのほうが上達します。
ー 撮影場所と機材 ー
富山
Canon PowerShot G7X
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吉見 範一(よしみ のりかず)

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