商談の進め方のうまい人は基本ができています。
でも上達に欠かせないのは基本ではなく、むしろ「遊び」なんですよね。
「遊び」が商談を上達させてくれる。
これは写真にも、ベースにも、講演にも、商談にも共通していることで、とても大切なポイントです。
たとえば楽器を覚えようと思ったら基礎練習は必須です。
日々の反復練習によって基礎がしっかり身に付くように努力するからうまくなる。
ところが基礎ばかりやっていると途中で成長が止まります。
基礎練習ばかりやってうまくなるのは基礎練習です。
上達するにはそこに「遊び」を持ち込むこと。
「遊び」は基本からはみ出しています。
ですが、基本からはみ出した部分で偶然「あっ! いいかも」と思ったところが出てくると、その部分を再現したくなるんです。
ベースの基本からはみ出しているけど面白い独自の音にぶつかる。
それは自分の音です。
どんどん上達する人って遊びまくっています。
遊びで自分の領域を広げているし、遊びで新しいアイデアを誘発しています。
好きなようにメチャメチャに弾いているうちに「あれ? これって面白いかも」という音に偶然出会えるけど、同時に「こりゃダメだ」という音も量産します。
すぐに消えてしまう「いいかも」をもう一回出そうとする。
遊び続けてもダメなんだけど、遊びで「いい感じ」のところを見つけて、自分の中に定着させて、また次の「いい感じ」の音を求めて……。
上達しようと思ったら基礎ばかりやってないで、積極的にはみ出さないと技術だけうまくなって「あなたらしさ」が消えちゃうよ!
だれがやっても同じ技術なら、あなたより上手にできる人に頼みたくなる。
でもあなたしかできないことが魅力的だったら、あなたに頼みたくなる。
基礎練習も大切だけど、上達しようと思ったら「遊び」を忘れないことです。
ー 撮影場所と機材 ー
青森
Canon PowerShot G7X
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吉見 範一(よしみ のりかず)

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