営業のセンスとか販売のセンスとか、いわゆる感性を磨くにはどうすればいいのでしょうか。
そもそも感性を磨くってどういう感覚なんだろう。
「よし感性が磨かれてきたぞ!」という経験をしたことがありますか?
この感覚をつかんでいる人は仕事でつかめばいいと思います。
でも、つかんでいないとしたら……。
仕事で感性を磨くことができれば一番いいのですが、これが意外と難しい。
仕事となると失敗は許されないから、どうしても無意識のうちに、より安全なほうを選ぶようになる。
経験のあるほうを、ちょっと冒険するというより無難なほうを選んでしまう。
でも感性を磨くとなると、やったことのないほうを選ばないと伸びていかないんですよね。
だから「感性が磨かれた」という感覚をつかむためには、責任のある仕事よりも、さまざまなプレッシャーを解放してくれる趣味を通してつかんだほうがいいんじゃないかなと思っています。
私の場合だとベースを弾いたり写真を撮ったりしています。
では、こうした趣味を通して、音楽の感性とか写真の感性を磨くために何をやってるかっていうと……。
自分よりちょっと上のレベルを狙っています。
ちょっと背伸びすれば手が届くかも、偶然でもいい、一回くらいできるかも、というところを狙ってずっと挑戦し続けているんですよね。
するとたまに出来たりすることがある。
偶然だけどね。
でもこれが2度、3度とできるようになってくると、今まで見えていなかったものがある時点で突然パッと見えるようになるんですよ。
「あっ! この感覚は今までとは違う」ってね。
この感覚をつかむことが大事。
そんなことを何度も繰り返しているとだんだん感性っていうのは自然と磨かれてくるものなんですよね。
ある段階までいくと自分でも「感性が変わったな」って自覚できるようになります。
無理をしないで背伸びをする。
たのしみながら挑戦を続ける。
この磨き方をそのまま仕事でやろうとすると多分つらいと思う。
やっぱり仕事には責任があるしね。
もしかしたら期限が迫っているかもしれない。
失敗は許されない。
気持ちに余裕がない。
となると、どうしたって挑戦よりも無難なほうを選んでしまう。
そんな切羽詰まった状態で感性を磨こうとするより、もっと余裕のある趣味で何度も体験したほうがいいんじゃないかな。
まず最初に感覚的に「感性を磨くってこういうことなんだな」って理屈抜きで実感しておくこと。
その感覚を体験してから「仕事の感性を磨くにはどうすれいいだろう」ってゴールを目指して応用したほうが現実的な気がします。
ー 撮影場所と機材 ー
青森
OLYMPUS PEN Lite E-PL5
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吉見 範一(よしみ のりかず)

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