まさか!

仕入れ先のあのメーカーが倒産したって!?

そのまさかでした。

バブルが崩壊したとマスコミが騒ぎ出した1990年代のことです。

当時、私は家庭用の配線器具などを中心に扱っていた小さな会社で営業をしていました。

付き合いの長かった仕入れ先を失ったのはショックだった。

倒産したのは装飾用の特殊な電球を作っていたメーカーなので代替品を探すと言ってもどうすればいいのか途方に暮れていました。

入荷待ちになっていた分もあったし、カタログも刷新して配り終えたばかりだった。

あてにしていたのに、いきなりハシゴを外れたようなものです。

悪いことは重なるもので、翌年にはオーディオに使う特殊ケーブルを発注していた会社も倒産。

バブルの恩恵なんて何も受けていなかった。

なのに、あっという間に苦境に立たされてしまったんです。

でも振り返ってみればあの時の体験があったからその後の仕事でうまくいったと思っています。

視点を変えるとか、発想を変えるとか、それができたから乗り越えることができた。

私にはあの時の成功体験がある。

あんなに大変な時期でも乗り越えてきたんだ。

どんな逆境でも乗り越えられる。

だから今回も大丈夫!

私ならできる!

という思い込みはNGです。

過去の自分にできたことが、今の自分にできるとは限りません。

これまでの経験から多くのことを学んではきたけど、過去を過信するのはとても危険。

逆に過去の私にはできなかったことが、今の私にもできないというのも思い込みです。

問題に直面したときは過去の成功体験でもなく、過去の失敗体験でもなく、他人の意見や憶測や、自分自身の思い込みを排除して「事実」を集めて客観的に考えてくださいね!

 

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

千代田区/丸の内
OLYMPUS PEN Lite E-PL5
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.

 

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吉見 範一(よしみ のりかず)

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「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰
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