マーケティングの最大の敵ですか?
こりゃまた難しい質問ですね。
どう答えればいいんだろう。
敵と言うか ……。
これかなぁ。
売り逃げの発想ですね。
これにハマっちゃうと抜け出すのが大変なんです。
とにかく「売れさえすればいい」って考えて目の前の数字だけを追い求めていく営業部によくありがちなやり方ですけど、これの問題点は見込み客を根こそぎ刈り取って翌年にはもう売り上げが見込めない状態を作り出すっていういわゆる焼畑営業になりやすいことなんです。
そもそも一方的に売り込む方法は選択肢が少ないからどうしても誤解を招く価格設定をしたり、誇大報告をしたり、意図的な情報操作をしたり、中にはヤラセとか、おとり販売とか、ほかにも色々ありますけどそういうやり方に手を染めていくようになる。
これらはマーケティングの本質から大きく逸脱しています。
でもね。
運良く1回ぐらいは数字が出せるんですよね。
ただやっぱり刈り取って終わりなので顧客が離れていきます。
だから長続きしない。
それに今は SNS とか色々あって情報化が進んでるから、こうした売り逃げはますます通用しないんです。
マーケティングって単なるプロモーション(販促活動)ではないんですよね。
マーケティングって販売を不要にするものなんです。
お客さんが自然に買いたくなる状況をつくる活動です。
ー 撮影場所と機材 ー
青森
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.
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研究するのはお客さんの未来です。
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お客さんに価値のある未来を提供するために……。
吉見 範一(よしみ のりかず)
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