時代に恵まれていたおかげで、これまでにメーカー営業や商社営業や代理店営業で、飛び込み営業、そしてルート営業を経験することができました。

そこからとても多くのことを学んでいます。

「経験を積んでくるとノウハウの蓄積とか、色々あると思いますが、特に何が変わりますか?」と聞かれた。

自分でも意外だったのは人よりもほんの少し好奇心があれば新しいことを「学ぶ」のは思っていたよりも簡単だということです。

歳をとると新しいことに対してもっと拒否反応を示すようになるのかと思っていました。

いわゆる頑固ジジイになるんだろうなって。

でもそうでもなかった。

少なくとも七十歳になった現時点では、新しいことに対してそれほど否定的になってないと思うけど ……。

この先はどうなるか分からないけどね。

それよりも歳とともに難しくなったのは新しいことを「学ぶ」の逆です。

 

 

つまり「忘れる」ことが難しくなってきた。

たとえば群を抜いて実績を残せたものです。

「これがベストプラクティスだ」って断言できるものほど手放せなくなる。

数字を出していたその時期はそれで良かったかもしれませんが、そんなものがいつまでも通用しないんですよね。

特に小さな会社の販売戦術の寿命は短い。

だから未練たらしくいつまでも縛られていないでさっさと忘れたほうがいい。

わかっちゃいるけど、よかったときのあの体験を「忘れる」ことが難しくなってくる。

で、どうするかと言うと ……。

「原点」に戻るんです。

頭の中をリセットする。

ところがねぇ。

これが簡単そうで意外と難しい。

「原点」ってなんだっけ? って、すっかり忘れてたりする。

だからそうならないように何度も確認しています。

 

ところであなたにとってビジネスの「原点」って何?

私の場合は「この仕事は人に喜んでもらえるか」です。

 

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

青森
Canon PowerShot G7X

 

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吉見 範一(よしみ のりかず)

吉見 範一(よしみ のりかず)

「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰