Aさんの商品は優れていると思います。
ですが、性能を強調して差別化とか強みといった自社製品の良さを訴求して前に進もうと努力してきたけど限界を感じていました。
となると ……。
考えて欲しいのは、過去の強みにしがみつくよりも、むしろ新しい優位性を生み出す方が現実的だという点です。
とはいえ優位性というと、どうしても商品の優れているところはどこかと考えがちになるけど、そこじゃないんです。
というのもAさんが扱っている商品と同レベルの商品がすでに市場にはいくつも出回っているし ……。
それにプロにしかわからないような微妙な違いをアピールしてもお客さんは興味を示してくれません。
では、どうしたらいいんだろう?
忘れないで欲しいのは「優れた商品が売れる」とはならないことです。
昔も、今も、そしてこれからも、売れるのは優れているものではなくてお客さんが「欲しいと思ったもの」です。
なので、お客さんが欲しがる理由は何か。
なぜ他社ではなく、わざわざ自社の商品を選びたくなるのか。
商品そのもの以外の「これが自社を選びたくなる理由だ」と断言できる優位性を考えてみましょう。
もしなければ新しい優位性を生み出しましょう!
ー 撮影場所と機材 ー
横浜
Nikon COOLPIX P310
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日本営業ツール研究所は狩猟型のツールを研究するところではありません。
研究するのはお客さんの未来です。
あなたの商品はお客さんにとって「どんな価値があるのか」を見つけましょう。
お客さんに価値のある未来を提供するために……。

吉見 範一(よしみ のりかず)

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