若い頃に営業で結果を出してきた人は「私のこのやり方を新人に教えれば、もっと売れるようになる」と信じて熱心に教えようとする。
若手を相手にして
「そこがいい」
「でもここが悪い」
「そうだ、それでだいぶよくなった」
そんな感じで丁寧に指摘して行く。
でもね。
そうやって評価するのではなく「これでいいのか」「他に方法はないのか」と問いを発して、担当者自身が頭を使って考えて、判断して、自ら動けるようにした方がいい。
営業は数字がついて回るからとてもシビアだけど、いわゆる営業ノウハウを教えたところで、すぐにコンスタントに成果が現れるようにはなりません。
もしすぐに結果を出し始めたら要注意。
「営業はこれでいいんだ」ととんでもなく浅いレベルで満足して研究をしなくなる。
調子がいい時はいいけど「後が続かない」なんてことになりやすいんです。
かなり高い確率でスランプのドツボにはまる。
そして苦しむことになる。
営業は反射神経だけではつとまらないんです。
それよりも考える力をつけて判断力を育てるほうが長い目で見るといい結果につながります。
ー 撮影場所と機材 ー
青森
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.
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研究するのはお客さんの未来です。
あなたの商品はお客さんにとって「どんな価値があるのか」を見つけましょう。
お客さんに価値のある未来を提供するために……。

吉見 範一(よしみ のりかず)

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