なんとかして売り切りたかった。

相談を受けたのは在庫品の処分です。

このまま店頭に並べてもおそらく売れ残ったままになってしまう。

そこでセールのお知らせを改良してみた。

ツールはハガキです。

全ての商品に当てはまるわけではないから不安もあったけど何もしないよりはいいだろうと思って例の手を使ってみたんです。

よくある「限定」です。

あの時は「特別価格なのでお一人様3個まで」とやってみた。

案内ハガキと店内ポップを今までとは違うトーンで挑戦してみたんです。

正直に言うと1個ずつのばら売りでも売れないのに、それを「おひとり様3個まで」とやったところでどうなることやらって思っていました。

ところが ……。

 

 

ふたを開けてビックリ!

な、なんと1個ずつではなくどのお客さんも2~3個ずつ買ってくれた。

そして完売!

確かに限定販売っていうのは王道ではあるんですけどね。

だけどこれって使い古された方法なんです。

でも使い古された方法でもこの業界では目新しかった。

あっちこっちで使われていて効果が認められていた方法です。

使われていないところでは「数に限りがある特価品です」とか「ひとりでも多くのお客様に利用していただきたいので」とか、こうした理由をつけることでさらに効果がアップすることが分かりました。

 

 

でもね。

じつはこれはかなり前の体験談です。

ただあのときの経験はムダではなかった。

当時いろいろ試して学んだノウハウです。

それらを今回はかなりアレンジして洋品店にも応用してみることにした。

とはいえこの業界はどうなんだろう?

空振りかもしれない。

やはり不安はあります。

でもやってみなければわからない。

結果は ……。

試してよかった!

集客のノウハウを詰め込んだハガキを50枚出して15名の来店。
(30%の集客効果を発揮してくれました)

もうひとつのハガキは60枚送って17名の来店。
(28%の集客効果を発揮してくれました)

おかげで売り上げに貢献できた。

「どうせやってもムダだろう」はどの業界でも禁句ですね。

思いついたらとにかくやってみる。

まずは小さくやってみることです。

ダメなら次!

だって何も変えないで結果だけ変えるのはマジで難しいから ……。

ウダウダ言ってないでやるしかないんです!

 

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

横浜/みなとみらい
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.

 

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吉見 範一(よしみ のりかず)

吉見 範一(よしみ のりかず)

「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰