売れてます。
当社の人気商品といえばこれ。
これまで多くのお客様に選ばれています。
去年まではこんな感じのコピーでもよかった。
全盛期ほどとは言わないけど、そこそこの数は売れていました。
ところが今年になってから全くといっていいくらいピタッと止まってしまった。
競合他社から類似品が次々と売り出されてニッチな市場なのにちょっと増え過ぎました。
でも品質は負けていません。
だれもが口を揃えて自社の商品は実戦の使用に耐える。
使った人はみなさんそう言ってくれます。
自信作なんです。
そう言うとAさんは腕を組んだまま黙ってしまった。
でもこのままでは売れません。
ターゲットが消えたのか?
いえいえ、そんなことはありません。
主な原因はふたつ。
ひとつは競合他社が次々と類似品を出してきたこと。
供給過多になってしまった。
そしてもうひとつは自社の商品をすでに購入して使っている人です。
もう何年も販売しているので必要としている人にほぼ行き渡ってしまった。
もともとニッチな商品ですからそんなに大量に生産するというわけにもいきません。
となると、どうしましょうか。
そういえば中古品に結構いい値段がついてるみたいですね。
中古品に異常な高値がついても、自社の儲けにはなりません。
そろそろ改訂版を出す時期では?
バージョンアップした改良型を市場に投入することで、個人の購入希望者が中古品に目を向けてしまうことを防げるし、使い慣れている人は新型が気になります。
バージョンアップした改良品を出しましょう。
と、私が言わなくてもAさんはわかっているけどね。
ただ背中を押さないと動かないんです。
ー 撮影場所と機材 ー
横浜/みなとみらい
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.
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研究するのはお客さんの未来です。
あなたの商品はお客さんにとって「どんな価値があるのか」を見つけましょう。
お客さんに価値のある未来を提供するために……。
吉見 範一(よしみ のりかず)
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