Aさんは私よりも頭がいい。
知識も豊富だし、頭の回転も早いし、理解力も素晴らしい。
もともと備わっている能力が高いんですよね。
だから頼まれるとなんでもサラっとこなしてしまう。
「何が得意なの?」
「それがよくわからないんです」とニコニコしながら答えてくれた。
本質的に器用なんです。
てか、人並み以上の能力があるから、なんでもそれなりにこなせてしまう。
なのに人生の目標にはならないって悩んでた。
今後の目標について聞いたら、何でもいいけど人が喜んでくれる仕事がしたいそうです。
「そういえば、ニュースレターの原稿を頼まれて書いてたよね。ライターとしてやっていくの?」
「う~ん。それが ……」と言いかけて、ちょっと眉間にしわをよせると「その気になれないんです」と飲みかけのコーヒーを置いた。
そこそこのレベルで書けるけど、プロのライターみたいな仕事をしたいわけじゃない。
他にもいろいろと手をだしてみたけど、何をやってもなんだか違うって思って目標が決まらない。
どうすればいいんだろう。
Aさんが求めている答えにはならないけど ……。
能力に合わせて「これをやろう」って目標を決めようとする人がとても多いんです。
やればそこそこできちゃう。
でも、どれに手をだしても本気になりきれなくて、どこかで急に立ち止まって、突然方向転換をしてしまうなんてことがよくある。
目標は能力で決めるんじゃなくて、適性に合わせて選んだ方がもっと楽に、もっと大きく伸ばせるのに ……。
私はこの手の専門家じゃないから、経験からこうじゃないかと思っていることだけど、適性って小学生の頃には既に現れているものなんですよね。
あなたは自分の適性を把握していますか?
ー 撮影場所と機材 ー
横浜/みなとみらい
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.
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研究するのはお客さんの未来です。
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お客さんに価値のある未来を提供するために……。

吉見 範一(よしみ のりかず)

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