落語を聞いて、この洗練された話芸を浴びて、ノーテンキに笑って ……。
好きなんだよなぁ。
この芸術が。
でもね。
その後でまた落ち込むんですよね。
いつもそうなんだ。
会場の席に着いてパンフレットを眺めていると、スマホの電源を切ってくれというアナウンスがあって、緞帳(どんちょう)がすーっとあがる。
舞台に置かれた演者の名前を示す「差し札」には「開口一番」と書かれていた。
最初に登場するのは若い「前座」さんです。
「真打」と呼ばれる師匠たちの落語を聞いているのでどうしても比較してしまう。
一生懸命なのはわかるけど ……。
まだまだだなぁ~、って思う。
そして二番手「二つ目」さんの登場です。
さすがに「前座」さんよりもうまい。
この人もこうして場数を踏んで、やがて師匠と呼ばれるようになるんだろうなぁ。
そしていよいよ「真打」の登場。
真打となるとまるで違う。
何度聞いても愕然とするんですよね。
私が好きな噺家さんは桁違いにうまいんです。
そして思う。
できれば参考にしたいと。
演目が始まる直前まで、講師としてマネのできる部分がないかと身構えているのですが、枕に入った瞬間そんな気分は吹き飛んでしまう。
厳密には声を発する前の立ち居振る舞いの段階から違います。
高座に置かれた座布団の上に座って「えぇ~」と発すれば、あっという間に話の中に引き込まれちゃうんです。
才能のある人が修行を積み重ねて生み出す芸ってマジですごすぎ!
もちろん大満足!
人前で話す講師という仕事をしているから、やっぱり参考にしたいと思う。
そうは言ってもね、師匠の話芸がすごすぎて参考にならん。
ドテッ! (> <)
ー 撮影場所と機材 ー
横浜/みなとみらい
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.
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お客さんに価値のある未来を提供するために……。

吉見 範一(よしみ のりかず)

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