営業を始めたばかりだと不安ですよね。
先輩がどのように営業しているのかも気になります。
同行させてもらったけれど、自分にはとても真似できないと感じました。
こうしろと言われても、経験がある人ならできるのかもしれないけれど、新人がいきなりあんな風にできるとは思えません。
新人でもすぐに使えるノウハウがあったら知りたいですよね。
で、どうするかですが、教わったことをすべてやろうとしてもそれは無理な話です。
できそうなことをひとつ選んで、実際にやってみるのが一番いいでしょう。
あれもこれもと考えると、結局すべてが中途半端になって、どれも使えないなんてことになりやすいです。
新人のいいところは、お客さんも「この人は新人だな」と分かってくれることです。
もしかしたら、これが最強のノウハウかもしれません。
なかには踏み込んだ質問をしてわざと困らせる意地の悪い面倒な人もいましたがね。
でも、ほとんどのお客さんは企業同士のお付き合いにつながるかもしれないと考えているので、そんなことはしないから安心してください。
もし、そういう面倒な人に当たったら「失礼いたしました」と言って帰ってきていいのです。
無理に売ろうとしても時間の無駄です。
それに、対面営業のノウハウは、経験の浅い人が知識として理解したところで、ほとんど役に立たないからです。
問題は、新人を卒業して「この仕事にも慣れてきたな」と思い始めたころにやってきます。
このころになると、営業ノウハウの使いどころが分かってきます。
そして、面白くなる。
実はここが落とし穴なんです……。
対面営業のテクニックに凝りすぎると、売りにくい人にまで一生懸命売ろうとして効率が悪くなる。
ノウハウに凝りすぎるなと言っても「あと一押しすればうまくいきそうだ」「やればできる」と思っちゃうんですよね。
相手に売りの圧力をかけちゃダメですよ!
拒否のモードになってしまいます。
テクニックでなんとかしようとするのではなく、相手の課題を解決できるかどうかにフォーカスしてくださいね。
これは新人だろうがベテランだろうがまったく同じです。
ー 撮影場所と機材 ー
横浜
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.
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研究するのはお客さんの未来です。
あなたの商品はお客さんにとって「どんな価値があるのか」を見つけましょう。
お客さんに価値のある未来を提供するために……。

吉見 範一(よしみ のりかず)

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