商談の録音は、言質を取るためではなく、自身のトークをチェックするために行っています。
商談後すぐに再生して要点をメモし、さらに一週間後に改めて聞き直すことが非常に重要です。
この時間をおくことで、自分の話し方を客観的に捉えられるようになる。
以前の録音を聴き返した際、無意識に相手を説得しようとする話し方に気づき、大きなショックを受けました。
前回自覚し、改善したつもりでいたにもかかわらず、です。
人は、自ら選択したものを肯定する情報に触れると、「自分の選択は正しかった」と強く確信する傾向があります。
頭では理解していたつもりでした。
それなのに親切心から「こちらの方が良い」と自分の意見を主張している。
アホだなぁ~。
そんな話は最後でいいのに ……。
実は、あれから何度も録音を重ねてきましたが、自分のものとして腹落ちするまでにはかなりの時間を要しました。
私は物覚えが悪い。
商談の初期段階で相手の本音を引き出したいなら、自分の意見を述べるよりも、相手の判断を肯定し補強することが重要です。
提案は相手との距離が縮まってからでOK!
ー 撮影場所と機材 ー
横浜/みなとみらい
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.
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お客さんに価値のある未来を提供するために……。

吉見 範一(よしみ のりかず)

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