ライバル企業の商品の隣に並べられたとき、目立っていますか?
違いがよくわからずに「その他」のグループに埋もれてしまう状態ではありませんか?
「誰か買って!」という見せ方だと「その他」に紛れ込んでしまう。
そこで考えて欲しいのは、商品を持ち出す前に、お客様が満足するノウハウを示すことなんですよね。
「食べたい」「寝たい」「ラクしたい」といった人間が共通していだく欲求。不安や退屈、まだ体験したことのない今よりもよい状態も含みます。こうしたニーズを満たすための「ノウハウがあるよ」ということを伝える。
根拠として、将来大きく実を結ぶ可能性を秘めた「種(seeds)がある」って伝えます。
自社が持つ独自の技術や原料が種です。独自の接客ノウハウや社内教育の仕組みが種です。商品を通して何を実現したいのか、それも種です。
種から育てたノウハウを、どこに、どのタイミングで、どのくらい移植すれば、ニーズを満たすことができるのか。そこを見極めることができると伝える。
ライバル企業と同じ商品を並べても興味は示しませんが、ニーズを満たしてくれるノウハウは知りたい。モノではなくヒトにフォーカスしてくださいね。
市場の創造は本当におもしろい仕事です。
一緒に挑戦しましょう!
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吉見 範一(よしみ のりかず)
「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/
経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰

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