羽田空港の国内線出発ロビーで「カードを作りませんか」と勧誘された。先日、持っていたカードをまとめて処分したばかりだったので、搭乗するまでの間、なんとなくカードのことを考えていました。
・飛行機をよく利用する人は、複数の飛行機会社のカードを
・趣味がカメラの人は、複数のカメラ店のカードを
・メガネにこだわっている人は、複数のめがね店のカードを
・靴に凝っている人は、複数の靴店のカードを
持っていることが多い。
カードを持たせたい企業は、カード会員にはさまざまな特典を与えている。だから顧客は自社を選ぶはずだ。
という理由で持たせているつもりかもしれませんが、利用者は「カードがあるからそこで買う」とは限らない。
各社が同じようなサービスを提供し始めると、カード会員の特典は競争力にはならないんですよね。
それよりも、信頼できるプロがいつも相談に乗ってくれるところを選ぶようになります。
商品や自社に愛着(顧客ロイヤルティ)を持ってもらうには「オマケで釣る」より、専門家として信頼できる情報を発信しているところにひかれますよね。
ひとつでいい。他社よりも優れた点を伸ばしていますか?
あなたは特定の分野で特徴のある専門家になっていますか?
市場の創造は本当におもしろい仕事です。
一緒に挑戦しましょう!
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このまま何も手を打たなければ潰れてしまう。
なんて言っていたのに……。
今はグングン売上が伸びている。
いったい何をやったのか?
なんと、それは営業しないで新規顧客を増やす方法だった。
お金をかけずにお客様を引き寄せる中小企業のための販売戦略
詳しくは こちら
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吉見 範一(よしみ のりかず)

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