この窓の大きさはどのくらいだろう。
ガラスは何枚使っているのだろう。
こんなに開口部が広くて強度は大丈夫なんだろうか。
ガラスの重さは? 厚さは?
網入りの防火設備用ガラスを使っているのかな。
夏は暑そうだな。
掃除が大変だろうな……。
目の前のモノに気を奪われて、あーでもない、こーでもないと連鎖反応が始まると、脳内のメモリーを使いすぎてしまう。
よくあるのが「面白くねえなぁ」「なんでこうならないんだ」とか文句ばっかり出てくるタイプです。
そもそも文句ばかり言ってる人はムダなことばかり考えてるから「ただ見る」ということができなくなります。
窓が切り取ってくれた風景の面白さが見えなくなる。外から入ってくる光が見えなくなる。今、この一瞬にしか出会えない面白さが見えなくなる。
それって、もったいないよね。
些細なことが気になって、どこへ行っても何をやっていても楽しめないなんて。
いつも余計なことで頭のなかを一杯にしていると何もしないうちに一日が終わります。
てか、面白いものが見えないまま一生が終わっちゃうよ!
一番のポイントは肩のチカラを抜くこと。そして余計なことを考えないこと。
ところがこれが意外と難しい。
否定しない。肯定もしない。今あるものをそのまま見るってことなんだけど、できそうでできない。
でもやり方があります。
ちょっとしたコツと慣れが必要ですが……。
まずは、自分が今何を感じているのかを見るようにします。
見ている自分を見る。
自分の気持ちの揺れを確認してください。何を感じているのかを観察する感じです。
自分の気持ちにフォーカスすると自然と落ち着いてきます。
モノを見ている自分を見ると雑音が消えてメモリーに余裕が生まれてくるんです。
そうやってメモリーを開放してあげると目の前にある、今まで気が付かなかったいろんなものが一気に見えてきます。
自分の気持ちが見えれば、営業トークの話材(相手の気持ちに届く話材)がいくらでも拾えるようになるよ!
写真を撮る時もまったく一緒です。
なんだろうと思ったら、ブツクサ言ってないで、見ている自分を観察してくださいね。
ー 撮影場所と機材 ー
横浜
OLYMPUS PEN Lite E-PL5
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
市場の創造は本当におもしろい仕事です。
一緒に挑戦しましょう!

吉見 範一(よしみ のりかず)

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