2015.07.30_06

 

上から見下ろすと、見える世界が変わりますね。

観察する場所を移動するだけで、発想がひろがります。

多くを並べて見比べてみる。または、広く見渡すことができる場所に立つ。

そうやって観点を変えることはとても大切なんですよね。

唐突ですが……。

商品とは何か?

って聞かれたら、なんて答えますか?

売る立場から考えるときは「商品とは単なるモノではない」ということを意識してくださいね。

販売戦略を考えるときの観点はただひとつ。

それは 買う理由 です。

商品が プラスの束(利便性や便益の束)になっている状態を見てください。

たとえばカメラを買う人はカメラを手に入れることで

・自分だけの旅の記憶
・自分にとって、わかりやすい料理のメモ
・楽しかった記念日の記憶
・快適な空間のメモ
・持つことの喜び
・自分らしさを表現できる
・スムーズな情報収集

といった、いくつものプラスを実現しようとします。

こうした顧客にとっての プラスの束商品を買う理由 です。

ここが見えないと販売はとても難しいことのように思えてくる。

でも大丈夫!

プラスの束 はいくらでも見つけることができます。

見つける方法は?

既存のお客様に聞けばいい。

「なぜ買ったの?」ってね。

ただし、これらは使う立場でしかとらえていませんよね。

販売戦略を考えるときの観点はもっと多い。

例えば……。

・探しやすい
・比較しやすい
・選びやすい
・買いやすい
・持ち帰りやすい
・使いやすい
・廃棄しやすい

など、探して、使って、廃棄するまでを含め、多方向から プラスの束 を考えていきます。

商品は「プラス(買う理由)の束である」という観点を意識してくださいね!

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

両国
CANON PowerShot G7 X

 


yoshimi‐07-1200px

市場の創造は本当におもしろい仕事です。
一緒に挑戦しましょう!

 


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吉見 範一(よしみ のりかず)

吉見 範一(よしみ のりかず)

「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰
吉見 範一(よしみ のりかず)

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