2015.07.15_01

 

こじつけに注意!

メーカーは新製品を生み出したい。

他社が発見していない新しい市場をどこよりもはやく創造したい。

開発者には、商品を作りたい、売り出したい、社内で評価されたい、業界で注目されたいという強い欲求があって、そうした熱い気持ちが自分の中で膨らんでいくと……。

・利用者はそこに不満を感じているのか
・それを解消できる商品を待ち望んでいるか
・本当にニーズがあるのか

だんだん区別がつかなくなってくる。

そして、なんだかんだと理由をこじつけて、誰も求めていないものを作ってしまう。

だから、プロになりすぎちゃダメなんです。

あなたは経験が豊富で、知識もあるし、ノウハウもある。

プロはその視点で考えます。

でも、そこで見えているのは過去の延長でしかない。

かといって利用者の視点だと、もっとダメ!

「うーん、しょうがないよね」で終わっちゃうから。

営業戦略も同じなんです。

真剣に売ろうとすると、プロの視点で考えやすい。

売ってばかりいないで、実際に使ってみてください。

少なくとも、実際に使っているところに行ってみてください。

プロの視点は絶対に必要ですが、大事なことは、そのプロとしての視点をどこで活かそうとするかなんですよね。

すぐれた戦略を生み出すプロの視点が活躍するのは、あなたの経験の中に眠っているヒントを取り出しやすい場所、つまり 利用者の視点で自社の商品が見えたとき だったりします。

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

栃木県産業振興センター
Nikon COOLPIX P310

 


yoshimi‐07-1200px

市場の創造は本当におもしろい仕事です。
一緒に挑戦しましょう!

 


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吉見 範一(よしみ のりかず)

吉見 範一(よしみ のりかず)

「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰
吉見 範一(よしみ のりかず)

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