こじつけに注意!
メーカーは新製品を生み出したい。
他社が発見していない新しい市場をどこよりもはやく創造したい。
開発者には、商品を作りたい、売り出したい、社内で評価されたい、業界で注目されたいという強い欲求があって、そうした熱い気持ちが自分の中で膨らんでいくと……。
・利用者はそこに不満を感じているのか
・それを解消できる商品を待ち望んでいるか
・本当にニーズがあるのか
だんだん区別がつかなくなってくる。
そして、なんだかんだと理由をこじつけて、誰も求めていないものを作ってしまう。
だから、プロになりすぎちゃダメなんです。
あなたは経験が豊富で、知識もあるし、ノウハウもある。
プロはその視点で考えます。
でも、そこで見えているのは過去の延長でしかない。
かといって利用者の視点だと、もっとダメ!
「うーん、しょうがないよね」で終わっちゃうから。
営業戦略も同じなんです。
真剣に売ろうとすると、プロの視点で考えやすい。
売ってばかりいないで、実際に使ってみてください。
少なくとも、実際に使っているところに行ってみてください。
プロの視点は絶対に必要ですが、大事なことは、そのプロとしての視点をどこで活かそうとするかなんですよね。
すぐれた戦略を生み出すプロの視点が活躍するのは、あなたの経験の中に眠っているヒントを取り出しやすい場所、つまり 利用者の視点で自社の商品が見えたとき だったりします。
ー 撮影場所と機材 ー
栃木県産業振興センター
Nikon COOLPIX P310
市場の創造は本当におもしろい仕事です。
一緒に挑戦しましょう!
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吉見 範一(よしみ のりかず)
「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/
経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰

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