100円ショップに行くと豊富な品揃えに驚く。
スーパーに行けば2~3倍の値段で売られている日用品が、半額以下で大量に並んでいます。
安い。
でも、棚をよく観察すると、売れ残っている商品もあります。
それらは「百円でもいらない」と判断された商品です。
百円ショップに来ているお客様は百円のものしか買えないお客様とはなりません。
高くてもいいから、もっと耐久性のあるもの、もっと高品質なもの、もっとしっかりした商品が欲しいと思っている人も大勢います。
百円でも買わない。
もっと高くても買う。
低価格であることよりも自分の要求するレベルに適したものが欲しい。
自分にとって 価値のあるもの が欲しい。
差別化戦略は 価値を高める ことによってコストがアップします。
つまり販売価格がアップする。ということは「高くてもいい物を買う」と考える限定されたお客様が対象になります。
低価格を訴求する市場とは違い 価値で勝負する市場 です。
そこに低価格で売り込んも魅力は感じません。
価格より価値が問われます。
差別化は 価格以上の価値 を伝える戦いになる。
値引きという発想を捨てないと勝負にならないんです。
安売りしか提案できないようでは話になりませんよ!
ー 撮影場所と機材 ー
横浜
Canon PowerShot G7X
◆ この記事を書いた人
吉見 範一 (よしみ のりかず)
代表:= Y’s CLUB =
理論や理屈も大切ですが、営業力に頼らずに売れる自社の仕組みを構築しようとすると、具体的にどこから手をつければいいのかわからないケースが多いのです。そんな時は他社の具体的な事例がとても参考になります。
そこで用意したのが自社の販売戦略を構築していただくための相談会 = Y’s CLUB = です。
私があなたの代わりに市場で学んできた「情報提供を活用した今の時代にふさわしい中小企業の売上を伸ばす方法」を詳しく解説しながら、少人数の個別コンサルティングをオープン形式で実施しています。
市場の創造は本当におもしろい仕事です。
一緒に挑戦しましょう!

吉見 範一(よしみ のりかず)

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