成長期はいい物を作れば商売になった。
だからみんながんばっていい物を作った。
今はいい物だけが売られています。
普通に売られているものはどれを買ってもハズレがありません。
ダメな商品はクレームが殺到して市場から消えていきます。
そして売れている商品はどれもよく似ています。
品質にあまり差がない。
ところが儲かっている企業とそうでない企業との間には売れ方に大きな格差がある。
人気のある企業は商品に差がないのに売り上げは桁違いに多い。
いったい何が違うのでしょうか?
顧客情報です。
お客様のことをどれくらい知っているかの違いです。
顧客情報というと、何万人分のデータがないとダメだとか思いがちですが、集めた数の問題ではありません。
重要なのは内容です。
年賀状やDMを郵送するときに使う住所録と顧客情報は使い方が全く違います。
ひとりひとりの情報をどれだけ集めたか。
お客様に関して詳しく知れば知るほど、お客様の役に立つ提案が可能になります。
つまり顧客情報の質の違いが売り上げの差を生み出しているのです。
顧客情報を頻繁に更新し続けていますか?
更新しやすい業務の流れを設計してありますか?
営業力を使って売り込むのではなく、アンケートやグループインタビューやイベントを利用するなど、お客様との関係性をより深く、より強くする工夫をしてくださいね。
ー 撮影場所と機材 ー
横浜
OLYMPUS PEN Lite E-PL5
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
◆ この記事を書いた人
吉見 範一 (よしみ のりかず)
代表:= Y’s CLUB =
理論や理屈も大切ですが、営業力に頼らずに売れる自社の仕組みを構築しようとすると、具体的にどこから手をつければいいのかわからないケースが多いのです。そんな時は他社の具体的な事例がとても参考になります。
そこで用意したのが自社の販売戦略を構築していただくための相談会 = Y’s CLUB = です。
私があなたの代わりに市場で学んできた「情報提供を活用した今の時代にふさわしい中小企業の売上を伸ばす方法」を詳しく解説しながら、少人数の個別コンサルティングをオープン形式で実施しています。
市場の創造は本当におもしろい仕事です。
一緒に挑戦しましょう!

吉見 範一(よしみ のりかず)

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