「また売り上げがさがった」社長の顔は暗かった。
目標と実績に差がありすぎる。
この状態が何か月も続いていました。
そこで理由を聞くと「たぶんこれが原因だと思う」という勘に頼った答えが返ってくる。
「そうですか。ではどうしましょうか?」
「……。」
–
こういうときは事実確認の作業から始めます。
販売数量が少なくて目標に届かなかったのか、それとも単価を下げてしまったためか。
真っ先にここを明確にしないと、達成しなかった理由がわからない。
理由がわかったら原因を探ります。
といっても漠然と探しにいっても実態を把握しにくいんです。
–
そこで「もしかしたら、これが原因かも」という仮説を立てて、仮説通りなのかを調べてみる。
目的を持って調べれば原因がわかってきます。
原因が特定できれば対応策が考えやすくなる。
勘に頼って売れることもあるけど、勘だけに頼っていると「売れた理由」も「売れなくなった理由」もわからなくなるんですよね。
だからちょっとつまずくと修正箇所がわからないまま、放置してしまう。
だからバラつきが激しくなるんです。
原因を特定して理論的に考える癖をつけていきましょう。
経営は理論通りにはいかないけど、理論を無視した経営は……。
怖くて書けない。
ー 撮影場所と機材 ー
秋田
Canon PowerShot G7X
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吉見 範一(よしみ のりかず)
「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/
経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰

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