あれ?

なんだろう?

ふと目にしたものでそれが気になると確かめたくなりますよね。

店内 POP はこの気持ちの揺れを意識することがポイントです。

私は20年ほど都内を中心に雑貨店と電器店、それぞれ大型店、量販店、個人商店を新規営業で開拓して、その後はフォローするルート営業を継続。

そのおかげでいろいろなタイプの POP づくりを体験することができました。

POP の専門家ではありませんが、売り場の担当者と一緒にお客様の反応を肌で感じながら改善を重ねています。

なんでも真剣に挑戦してみるものですね。

POP のスタイルをいろいろと教わりました。

ちょっとしたコツはやはり試行錯誤の量が教えてくれます。

店舗によって客層が違うため商品構成や店内レイアウトもバリエーションが多く POP のパターンも千差万別。

ですが、効果のある POP には共通点があります。

それはテーマを絞り込んでいることです。

◆集客目的で価格を訴求するなら、ドドーンと値段を主張する

◆店内を移動する客足を引き留めるのが狙いなら、光るものや動くもの、あるいは小型のモニターを置いて動画を流すなど利用できるものを積極的に取り入れてアイキャッチの工夫をする

◆回遊時間を長くすることが目的なら、商品ごとにカードサイズの POP 用意して小さな文字でミニ情報を書き込んで棚にセットする

◆新製品や主力商品の POP なら、購入者を絞り込んでターゲットの気持ちをズバっと書いたものが、もっとも反応がよかった。

自分が思っていることを言い当てられると気持ちが揺れるし、答えを求めて手に取ってみたくなる。

いずれにせよポイントは絞り込みです。

だれにどんな行動をとってもらいたいのか。

マーケティングの視点で POP をとらえると方向性で迷うことがありません。

その POP の目的はなに?

しっかり絞り込んでありますか?

 

 

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

神奈川県/相模原市
Canon PowerShot G7X

 

 

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吉見 範一(よしみ のりかず)

吉見 範一(よしみ のりかず)

「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰
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