自社の企業イメージを育てていますか?

顧客の頭の中で、

・他社とは代替えができない特別な企業だと位置づけられているか
・それは全社員が目指している自社のイメージと一致しているか

ここがぼんやりしているとひとつの方向に進みません。

ライバル企業の動きに右往左往することになる。

でも、なぜそうなるのでしょうか。

ある企業の場合、自社のブランドよりもそれぞれのポジションで任された役割を優先的に選んでいました。

事業部は既存商品の売り上げの伸び率が鈍化し始めると新しいブランドの商品を売り出そうとする。

広告の部署は自社のブランドイメージより、CM自体が話題になる斬新な切り口の広告を作ろうとする。

営業部は少しくらい値引きに応じてもいいから販売量を増やそうとする。

各部門に分担してもらうとそれぞれの専門性は引き出せるけど、ひとつの方向に向かせるようなことにはならなかった。

専門性が強化されるにともなって、自社のブランドイメージを育てるという意識が希薄になっていきます。

質を高め、回数を増やし、リーダーが他社との違いを内外に示し続けることでブランドは育っていきます。

ブランドは

・「この会社はこの専門分野のプロ集団だよね」とか
・「国産の材料だけで作る会社だよね」とか
・「絶対に安売りとかしないメーカーだ」とか
・「厳しい基準をクリアした本物を提供してくれるメーカーだね」

といった他社との違いがお客様の頭の中に明確にインプットされている状態を作ることで育ちます。

こうしたブランドイメージを「全社をあげて徹底する」と価格に左右されない競争力が生まれてくる。

 

 

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

栃木県/宇都宮市民文化会館
Canon PowerShot G7X

 

 

20160109_logo

 

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吉見 範一(よしみ のりかず)

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「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰
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