ねぶた師の手塚茂樹さんに教えてもらった話です。
新しいねぶたは構想を練って、浮かんだイメージを紙に写し取る。
設計図は作らない。
組み立てに入ると最初は木材と針金でおおまかな骨組みを作って全体像を確認するけど、その段階でもイメージ通りにいかないことが多い。
途中までいって気に入らなければやり直すこともある。
組み立てて、全体を見て、バランスを考えて、細部を見て、イメージに近づけるように調整し続ける。
こんなに大きな作品だけど、子供のころに遊んだ粘土細工のように手を動かしながら徐々に形にしていく作業によく似ているそうです。
これまで存在しなかった造形を手探りで作り上げていく作業はまさに試行錯誤の連続。
思い描いたイメージ通りになるのか、不安になることもある。
それでも完成を目指して手を緩めない。
お話を伺いながらマーケティングとの共通点がとても多くて共感しました。
マーケティングもそうなんです。
これでいけそうだと思って構築していくけど、市場でテストをしてみると思ったような反応が得られなかったり、想定外のことにぶつかったりすることもあります。
それでも試行錯誤を繰り返しながらゴールを目指して作り上げていく。
何もないところに新しい何かを創造していく仕事って、本当に面白い!
ちょっとつまずいたくらいのことで簡単にあきらめちゃだめなんですよね。
さあ、一緒に何度でも挑戦しましょう。
ー 撮影場所と機材 ー
青森
FUJIFILM FinePix F100fd
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吉見 範一(よしみ のりかず)
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