まず最初に仮説を立ててみる。

商品開発はここからスタートします。

ところが売れると思って開発した商品が完成したものの思うように売れない、もしくは売り方がわからないから何とかしてくれという相談が多いんです。

「優れた技術があるから他社には負けない」と言われても ……。

商品がいいのはわかるけど、それって購入する人が本当に求めている商品なのか、そこがよくわからない。

この商品を買う理由は何なのか。

欲しくなる理由は。

なぜ必要なのか。

マーケティングは売り手の頭の中ではなく、買い手の頭の中をリサーチしながら組み立てていきます。

商品を見ながら考えるものではないんですよね。

使う人の頭の中をのぞきながら商品を開発したほうが売りやすい。

商品を利用する人の頭の中をリサーチして、製品化して、そのあとでその商品をどうやって記憶してもらうのかを工夫することが大切なんです。

でも頭の中なんて、どうやって調べたらいいんだろう?

実戦的なのは、仮説を立てて、リサーチして、検証して、ブラッシュアップするか方向転換して、プロトタイプを作って、また検証して ……。

これを繰り返していきます。

ところがこの仮説を立てるというのはそれだけ情報を持っていないと難しいし、日頃から問題意識を持っていないと的外れな仮説しか出てこなくなる。

となるとどうしてもリサーチが欠かせません。

そうは言っても大がかりなリサーチをしようとすると、思った以上にお金がかかりすぎることが多いんです。

情報を集めるにしても、リサーチするにしても、小さな会社には小さな会社の事情に合わせた方法があります。

まずは身近な人に聞いてみる。

ここからスタートしてください。

大手企業の真似をするのもいいけど無理をしないでくださいね。

 

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

横浜/みなとみらい
OLYMPUS PEN Lite E-PL5
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.

 

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日本営業ツール研究所は狩猟型のツールを研究するところではありません。

研究するのはお客さんの未来です。
あなたの商品はお客さんにとって「どんな価値があるのか」を見つけましょう。

お客さんに価値のある未来を提供するために……。

 


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吉見 範一(よしみ のりかず)

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「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰
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