私が用意した営業用の資料(営業ツール)は、対面で話をするとき、あっちへフラフラ、こっちへフラフラと話題が脱線しないための、いわば命綱。
それから、時間をかけてひねりだした営業トークを忘れないための、ちょっとしたカンニングペーパーでもあります。
ただ、この資料、中身は驚くほどスカスカです。
逆に、気合を入れて作り込みすぎると、パッと開いた瞬間から「説明会」になりやすい。
しかも相手の視線が資料の上を泳ぎ続けて、話題が定まらなくなるんです。
だから、記号のような図形やイラストが、ちょこんと載っているだけ。
結局、一番大事なのは「余白」なんですよね。
情報を隅から隅まで詰め込んで、文字やら写真やらをダラーっと並べてしまうと、ヒアリングの邪魔になるんです。
削ぎ落としてシンプルにするほど、不思議と使い勝手が良くなる。
たとえば紙面に「四角形」がふたつ並んであるだけ。
その不親切さが、相手にとっては「これって何?」という質問のフックになります。
正直なところ、説明が苦手な私にとって、これがあるかないかで商談の質は天と地ほど変わります。
手ぶらで説明しようなんて、私には難易度が高すぎるし、何も持たずに質問を続けると、なんだか「尋問」をしているみたいで、相手の警戒心を引き出しかねない。
このワンポイントの営業ツールは、頼れる相棒みたいな存在なんですよね。
結局のところ、たっぷりとったその余白に助けられているのは、私自身なのかもしれません。
たまに余白が多すぎて、自分でも何の話をするつもりだったか、すっかり忘れて立ち尽くすことがあるけれど ……。
それはここだけの秘密ってことにしておきます。← ついにボケたか(――;
ー 撮影場所と機材 ー
東京/中央区
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.
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お客さんに価値のある未来を提供するために……。
吉見 範一(よしみ のりかず)
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