カード情報を読み取る端末を、一軒ずつ店舗へ導入してもらう。
そんな営業に走り回っていた頃の話です。
必死にやっているのに、なぜか結果がついてこない。
自分のやり方に固執しすぎているのか、それとも単に要領が悪いのか ……。
自分の頭の固さに、当時は本当によく凹んでいました。
今、いろんな経験を経てから振り返ると、ようやく見える景色があります。
教科書に載っているような「王道のあのアドバイス」……。
そう、あれです。
「商品の良さと、自分が体験した感動をそのまま伝えろ」ってやつ。
実は、これを真に受けすぎると詰みます。
自社の商品には絶対の自信がある。
他社になんて負ける気がしない。
際、自分で使ってみて震えるほど感動したし、今も愛用している。
これ、もう手放せないですよ!…… だから、あなたも導入してください。
これではダメなんです。
これだと、ただの「主観の押しつけ」になってしまう。
相手はスペックに興味があるのか。
そこが見えているならOKです。
でも、いきなりそんなに熱く語っても、相手の気持ちはそこにあるとは限らない。
営業が対面相手から最初に読み取るべきなのは、ただひとつ、相手の心が今どこにあるか、だけなんですよね。
…… と、ここまで偉そうに語っておきながら。
いまだに自分勝手な理屈に走っては、空回りして、しっかり凹むのが私なんだけどね (> <)
あれからいろいろ体験してきた今だからこそ、骨身に沁みて残ったのがこれ。
それは「頭の中を見ろ!」なんですよね。
見るのは、自社の商品じゃない。
目の前の相手が、今この瞬間に何を思っているか。
そこを置き去りにしたままでは、結局、商談は一歩も前に進まない。
あ、これ、営業だけの話じゃないですね。
昨日の夜、熱を込めてすすめたロック調の楽曲を妻に聞かせたら「寝る前なのに、今はそんな気分じゃない」って思いっきり引かれた私の話でもあります (ーー;
トホホ ……。
ー 撮影場所と機材 ー
青森
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.
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研究するのはお客さんの未来です。
あなたの商品はお客さんにとって「どんな価値があるのか」を見つけましょう。
お客さんに価値のある未来を提供するために……。
吉見 範一(よしみ のりかず)
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