営業って、人によって
スタイルが面白いほど違う。
熱く語る人もいれば、
淡々と進める人もいる。
相談の組み立ても人それぞれ。
それでも、
きっちり結果を出してくるから不思議です。
なぜ、こんなにバラバラなんだろう。
理由はとてもシンプルで、
ひとりで商談に行って、
ひとりで受注をもらってくるから。
そうやって、ひとりで経験値を積み重ねていくと、
どうしても「自分流」が濃くなっていく。
そこで気をつけたいのが、
話し方の「癖」です。
妙な癖がついても、
誰も注意してくれません。
自分の癖をまるごと正解だと思い込んで、
そのままスタイルとして固まってしまう。
これを治すのは、
なかなかの苦労です。
…… だって、体に沁みついちゃっているから。
仲間内で話しているときは気にならないのに、
横で顧客との電話を聞いていると、
「あ、営業モードに入ったな」と
分かる瞬間がありますよね。
言葉遣いはもちろん丁寧になるけれど、
話す速度も、トーンも、抑揚も、
普段とは別人のようになっている。
きっと商談の場でも、
あんな風に振る舞っているんだろうな …… 。
まあ、どれが正解なんてものはないので、
のびのびやればいいとは思うんです。
ただ、人それぞれとは言いつつも、
トップクラスの人たちには
共通点もあるんですよね。
私は若い頃、
小学生用の百科事典を飛び込みで
売っていた時期があるのですが、
そのとき、同じ事業部にいた
トップクラスの8人の先輩たちに
同行させてもらったことがあります。
8人とも、スタイルはまったくの別物。
とても真似できる気がしないほど、
個性が爆発していました。
ところが、そんなバラバラな彼らにも
明確な共通点があった。
そのうちのひとつが、
ズバリ「間」です。
といっても、
やみくもに黙ればいいってものではありません。
営業を始めたばかりの頃の私は、
そこがまだ分かっていなくて …… 。
意識しすぎて、
ずいぶんとトンチンカンなタイミングで
黙りこくっていた気がします。
今思い出すと、かなり恥ずかしい(>_<)
どこで「間」を取ればいいのか。
自分の都合で止まっちゃダメなんですよね。
ポイントは、
相手が「考えている」ときに待つこと。
相手が話を自分ごととして捉えるための時間を、
十分に差し出すこと。
これが商談における「間」の正体です。
やっていることは、ただ黙るだけ。
文字にすれば簡単ですよね。
ところが、だ。
これを効果的に使いこなそうとすると、
急にハードルが跳ね上がる。
それでも、やることは
結局「黙るだけ」ですから。
何度もやっているうちに、
最適なタイミングは自然と
見えてくるようになります。
要は、そこに意識を向けられるかどうか。
そこが分かれ道なんだと思います。
…… まあ、当時の私は、
その「沈黙」に耐えられず、
相手が考えている最中に自分から喋り出して、
せっかくの受注チャンスを
何度も自ら握りつぶしていたんですけどね。
ー 撮影場所と機材 ー
横浜/みなとみらい
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.
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吉見 範一(よしみ のりかず)
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