2015.04.23_06

 

手前の石組みと、奥の石組みの様式の違いがわかりますか。

手前が200年前、奥が100年前に作られた石垣です。

そしてもうひとつ、奥の石垣の中腹部分がメタボのお腹のようにポッコリ膨らんでいるのがわかりますか。

わかりにくいかな? (^_^;

雨水を含んだ土が石垣をグングン押し出しているそうです。

このまま放っておくと、もし地震が起きたら崩壊の危険が……。

そんなわけで昨年から改修工事が始まりました。

形が崩れてきたのは石の積み方が原因ではなく、基礎の違いです。

石垣の裏側の問題。この目に見えない部分が問題だった。

それは砂利の量の違いです。

200年前の石垣の砂利の層は厚さが2メートル以上ある。

一方、100年前のメタボ体型になってしまった石垣の砂利の層は1メートルくらい。

約半分しかないんです。だから水はけが悪い。

巨大な石の裏側の砂利が少ないからこんなことになっちゃった。

砂利はひとつひとつはとても小さいけど重要なんですね。

不足すると、こんなに巨大な建造物の形でも変わってしまいます。

pin-red

情報発信とまったく一緒ですね。

たとえどんなに小さな情報でも発信し続けることが大切です。

コツコツと積み重ねていくと時間の経過と共に大きな違いとなって現れてきます。

今スグ結果を出したいと急ぐ気持ちもわかりますが、多少時間がかかったとしても基礎をしっかり積み上げておくほうが、結果的に安定した販売戦略を構築することができます。

脆弱な基礎の上に一気に構築してもほころびやすい。

ポイントはコツコツです。

あなたの努力は必ず結果につながります。

焦るな!

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

青森/弘前城
OLYMPUS PEN Lite E-PL5
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6

 


yoshimi‐07-1200px

市場の創造は本当におもしろい仕事です。
一緒に挑戦しましょう!

 


The following two tabs change content below.
吉見 範一(よしみ のりかず)

吉見 範一(よしみ のりかず)

「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰
吉見 範一(よしみ のりかず)

最新記事 by 吉見 範一(よしみ のりかず) (全て見る)