手すりが二列。
なぜだろう?
地盤沈下か、設計ミスかはわかりませんが、最初から設置してあった手すりの高さが低すぎるんです。
子供でも簡単に乗り越えられる高さだし、川をのぞき込むと転落の危険があるくらい低い。
本格的な補修工事は予算も時間もかかるので、とりあえず予防策としてもうひとつ仮設の手すりを追加してある。
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新人営業マンの研修は、簡単に断られないように「切り返し話法」や「応酬話法」といった反論に対処するためのスキルが身につくような指導をしてくださいと依頼されます。
やってもムダです。
売れる営業マンはそんなスキルを必死になって身につけたりしません。なぜなら、使うシーンがないからです。そもそも反論が出た時点で手遅れ。
相手が商談を打ち切ろうとするのは、あなたの話に魅力を感じないからなんですよね。
商談で求められているのは話術の素晴らしさじゃない。
内容です。
話の続きを聞いてみたいと思わせる話材を用意しているかどうか。
売れる営業は断わりたい気持ちにならないような「予防」に腐心します。
それができる仕組みになっていることが重要なんです。話術の問題じゃない。
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泳ぎの苦手な人が川に落ちた人を助ける訓練をするよりも、仮設でもいいので落ちないような予防策を講じた方が現実的ですよね。
対処法のテクニックを訓練するより、予防策 を考えること!
ー 撮影場所と機材 ー
横浜
OLYMPUS PEN Lite E-PL5
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
市場の創造は本当におもしろい仕事です。
一緒に挑戦しましょう!
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吉見 範一(よしみ のりかず)
「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/
経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰

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