2015.05.29_03

 

営業をやってよかったなぁと思うのは、孤独 を体験したことですね。

いきなり訪問してくる営業マンを歓迎してくれたことは一件もなかった。

飛び込み営業の最初は断りのプレッシャーから始まります。

失敗する回数の方が圧倒的に多い仕事。

「この仕事は自分には向いていない」とか「できない」とか失敗する恐怖に何度も襲われた。

これを繰り返していると自信が消えていく感覚がわかるようになります。

なんとかポジティブに考えようとした時期もあったけど、現実は超ネガティブだから、そんなことやったら一歩も前に進めなくなる。

根拠もなく「大丈夫だ。なんとかなる」というのは逃げの裏返し。

直面している問題に真剣に向き合っていない証拠です。

ネガティブに考えることを否定的に捉えている人が多いけど、それは違う。

ネガティブに考えるとは、現実的に考える ってことなんですよね。

とはいえ現実と向き合うのは辛い。

できることなら逃げたい。

だからといって営業の腕が悪いのに「なんとかします」とポジティブな決意表明をしても全く意味がありません。

やっぱりダメなものはダメ。悪いものは悪い。

もしあなたが 孤独を感じている としたら、自分を強くするチャンスです。

もちろんネガティブなだけじゃ話にならないから、最終的にはポジティブになるんだけど、ダメなときにノーテンキな暗示をかけるだけでは解決しません。

最も効果的だったのは、改善の積み上げでした。

次々とテストしていく。

「さて次はどんなアイデアを試してみようか」この繰り返しです。

2~3個のアイデアを試した人と、100個のアイデアを試した人がいたら、どちらがいい結果を出せるようになると思う? わかるよね。

ポイントは数です。

量です。

経験値です。

なんだかんだ言ったって、やっぱり「量が質を生む」は正しい。

写真も営業とよく似ていますね。

ひとつの被写体を撮り続けるなら、撮るたびに違うアイデアを試していく。

すると自分の中で大量のパターンが生まれてきます。

孤独な作業 だけどね。

でもその 孤独な作業 が自分を成長させてくれる。

自分の足で一歩ずつ登っていくしかないんです。

繰り返すと基礎体力という財産が手に入る。

いきなり純度を求めちゃダメだよ。

最初に必要なのは強度。

体力のあるやつは何をやらせても強いよ~!

さて、今日はどんなアイデアを試そうかな (^_-)-☆

 

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

横浜
OLYMPUS PEN Lite E-PL5
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6

 


yoshimi‐07-1200px

市場の創造は本当におもしろい仕事です。
一緒に挑戦しましょう!

 


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吉見 範一(よしみ のりかず)

吉見 範一(よしみ のりかず)

「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰