安く売る努力をしても、小さな会社がいきつくところは……。
・人件費の削減
・リストラ
・安い材料への切り替え
・サービスレベルの見直し
・労働時間の延長
になることが多いんです。
そうやってどんどん苦しくなっていく。
最悪の場合、廃業して借金だけが残った。
なんてことにもなりかねません。
これは本質的には個人も企業も同じです。
なぜなら、代わりがいくらでもいる仕事は安く買い叩かれるからです。
安く売ればライバルも安く売ります。
しかも、もっと安く売りたがるライバルが次々と市場に参入してくる。
価格を下げるということはもっとも競争の激しい売り方を選択しているということなんです。
そのまま突き進んでいくとボランティアになっちゃうよ!
会社の資金が底をついたらその時点でアウト。
忙しいのに儲からない仕事は長続きしません。
マーケティングの勉強をして高く売る技術を身につけてください。
同じ努力をするなら値引きの努力ではなく、質を上げる努力をしましょう。
今よりも「高く売れ」ということです。
そのためにはいくつかポイントがありますが、よくありがちな間違えは「ちょっとだけ高く売る」という視点から考え始めてしまうミスです。
高く売るにはどうすればいいのかを考えるときは、現在の価格の「10倍の値段で売るにはどうすればいいのか」って考えてくださいね。
小さく考えても現状を打破するようなアイデアは浮かんできません。
たとえば1万円のものを12,000円で売るにはどうすればいいのか。
これだと従来の売り方の「安売りのフレーム(思考パターン)」を突き破ることができないんです。
視点を変えるには、1万円のものを10万円で売るにはどうすればいいのかって考えるところからスタートしてください。
ー 撮影場所と機材 ー
青森
Canon PowerShot G7X
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吉見 範一(よしみ のりかず)

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