日差しが強くなってきましたね。
まだ日が昇り切らない早朝でも、結構眩しく感じるようになってきました。
そろそろ散歩用にサングラスでも買おうかなと思っています。
さて、ここでちょっと立場を変えて、もしあなたがサングラスを売る立場だったらどうしますか?
きっと「軽量設計です」とか「紫外線カット率99%!」とか「目の疲れを軽減します」みたいに商品のメリットを一生懸命アピールしたくなりますよね。
でも、ちょっと待ってください。
それって、他の会社も同じようなことを言っていませんか?
そういった機能的なメリットをたくさん並べただけで、お客さんは本当に振り向いてくれるのでしょうか?
もちろん、最終的に購入を決めるときには、そういったスペックも気になるでしょう。
でも、もっと大切なのはその前の段階です。
まずはお客さんに「おっ?」と思ってもらい、足を止めてもらい、思わず手に取ってもらうこと。
どうすれば、そうなってもらえるでしょうか?
ここで、ちょっとダイエットの話を思い出してみてください。
以前にもお話ししたことがありますよね。
ダイエットしたい人が本当に望んでいることって、なんだと思いますか?
実は、ダイエットそのものが目的じゃないことが多いんです。
「美味しいものを気にせずたくさん食べたい」とか「自信を持っておしゃれを楽しみたい」といった、その先にある願望を持っているんですよね。
だから、そういった気持ちに響くようなアプローチをした方がより多くの人の心に刺さるんです。
では、サングラスの話に戻りましょう。
サングラスが欲しい人は、一体何が欲しいのでしょうか?
単に眩しさを防ぎたいだけではないはずです。
もしかしたら「おしゃれに見られたい」とか「強い日差しの中でアクティブに過ごしたい」といった願望があるのかもしれません。
そういった、お客さんの心の奥にある本当の願望を深く考え抜くこと。
それが、マーケティングの最初の入り口なんです。
ー 撮影場所と機材 ー
青森
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.
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研究するのはお客さんの未来です。
あなたの商品はお客さんにとって「どんな価値があるのか」を見つけましょう。
お客さんに価値のある未来を提供するために……。

吉見 範一(よしみ のりかず)

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