いま来ているお客様の数を減らさないと増えないよ!
あれほど「絞り込め」って言っているのに、絞り込みができないんですよね。
「ただでさえ来店客数が少ないのに、これ以上絞り込んだらお客様の数がもっと減っちゃう」というのがその理由。
逆です!
全ての人を顧客にしようとすると誰も利用しなくなる。
–
そもそも中小企業は全ての人を顧客にすることはできません。
例えば、ビジネススーツと作業服で考えてみると……。
オフィス街で働くビジネスマンが求めるのは紳士服ですよね。
一方、建設現場で作業をする人たちが求めるのは安全に作業ができる作業服です。
すべてのお客様を対象にするということは、紳士服と作業服の両方を揃えるということになる。
といっても大企業のような資本力がないから中途半端に揃えるしかない。
ではその店に買いにくるのは誰だ?
ショーウィンドウに高級なビジネススーツと、安価な作業服を並べて陳列している店を選ぶ人ですよね。
そんな人いる?
かなり変わった人だと思いませんか?
よほど変わった人でなければ普通はそれぞれの専門店を選ぶよね。
変わった人を減らさないと普通の人は来ないよ。
普通の人は「専門店がいいな」と思うし、そういう人が一番多いんです。
その中にいる最も自社にマッチした人に利用してもらえるようにすること。
人は自分の感性とマッチしている店を選ぶ傾向が強い。
だから何度も言ってるんです。
「絞り込め!」って。
全ての人を顧客にしようとすると誰も利用しなくなる。
ー 撮影場所と機材 ー
墨田区
Canon PowerShot G7X
市場の創造は本当におもしろい仕事です。
一緒に挑戦しましょう!
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吉見 範一(よしみ のりかず)
「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/
経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰

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