この鳥の次の行動を予測しなさい。
と問われても、わからない。
それでもある程度なら予測可能になります。
どうやって?
観察です。
何度も観察していると、徐々に見えてくる。
人も同じです。
例えば、人がモノを買うときの気持ちや行動を予測するには、観察するのが一番なんですよね。
昔は新聞やテレビなどマスコミで紹介されると欲しくなって購入を検討していました。
でも今はちょっと違う。
マスコミで知って「欲しい」と思ったらとりあえず検索してみる。
他にも「欲しい」と思って購入した人がいるはずだ。
その人たちはどう思ったんだろう?
評判を知りたいな。
ブログやSNS、または Amazon やぐるなびなど、ネットで確認しないと安心できない時代になった。
他のユーザーの投稿を読む。
そして参考にする。
そして購入を検討する。
なぜ?
なぜ、検索するんだろう?
安心したいからです。
情報を知った。
欲しいと思った。
でも……。
「欲しい」って思ったのは私だけ?
もし、自分だけだったらどうしよう?
自分だけが失敗するのはイヤなんですよね。
自分だけが取り残されるのもイヤ。
自分が損をするのもイヤ!
失敗に対しての不安や自信のなさが検索をうながす。
ビジネスではこうした不安や自信のなさが満たされると人は一気に動きだします。
だからこそ、人の行動を観察して、なぜそうするのかを考えることが重要になってくる。
ここをわかったうえで作るから営業トークになるし、マーケティングのヒントになる。
観察して予測して組み立てる。
理論的な説明や理屈はあとで考えればいい。
とはいえ「人の気持ちや行動を観察しろ」と言われても中々難しいですよね。
そこで観察する対象を変えてみると、ぐーんとわかりやすくなります。
何を観察すればいいのでしょうか?
自分です。
自分の気持ちや行動を観察すると、色んなことがわかってきます。
例えば、マスメディアで情報発信したら、BlogやSNSで安心と信頼性を与えよう、といった考え方も出てくる。
まずは自分を観察することを忘れないでくださいね!
ー 撮影場所と機材 ー
横浜
OLYMPUS PEN Lite E-PL5
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
◆ この記事を書いた人
吉見 範一 (よしみ のりかず)
代表:= Y’s CLUB =
理論や理屈も大切ですが、営業力に頼らずに売れる自社の仕組みを構築しようとすると、具体的にどこから手をつければいいのかわからないケースが多いのです。そんな時は他社の具体的な事例がとても参考になります。
そこで用意したのが自社の販売戦略を構築していただくための相談会 = Y’s CLUB = です。
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吉見 範一(よしみ のりかず)

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