かれこれ5年も定期的に青森に通っています。
青森の宿泊先も決まっていて、いつも同じホテルを利用する。
私は青森に何度も行ってますが「あのホテルに行こう」と思ったことはありません。
「青森を元気にするためにビジネススクールでセミナーをやる」と考えています。
でも、ホテル経営者は自分のホテルに来てもらうにはどうしようかと考えています。
朝食のバイキングをもっと充実させよう。青森らしいメニューを追加しよう。アメニティーグッズを工夫しよう。大浴場があることを宣伝しよう……。
いろいろと努力していますがそれよりも宿泊客を増やすには青森に来る理由を考えた方がいい。
この時「誰を集めるのか」を決めないとひとりも集まらない。
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このホテル以外の、他のホテルを見ると……。
真夏のねぶた祭りのときだけ、宿泊費を通常よりも何割も高い「ねぶた価格」で稼ぐ宿泊施設が多い。
それでリピーターの獲得はありえない。
その証拠に青森以外の近県の観光地に割安のツアー価格で宿泊して、観光バスでねぶた祭りを観に来るようになった。
都心からやってきた観光客は「ねぶた価格」で商売をしている青森でお金は使わないしリピートもしない。
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ホテルの利用客を増やすというのは、一軒のホテルが工夫すればなんとかなる問題なのか、それとも青森全体が一致団結して本気で考える問題なのか。
視点を変えれば青森は観光資源の宝庫なのにもったいないなぁ。
ところであなたの会社はどうですか?
ビジネスはちょっと視点を変えると色んなアイデアが浮かびやすくなります。
行き詰まっているときほど、内から外ではなく、外から自社を見直すように意識してくださいね。
ー 撮影場所と機材 ー
青森
Canon PowerShot G7X
◆ この記事を書いた人
吉見 範一 (よしみ のりかず)
代表:= Y’s CLUB =
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吉見 範一(よしみ のりかず)

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