またインターホンが鳴った。
飛び込み営業です。
上司の命令でやらされているのかな。
若いころを思い出します。
こうして自宅で仕事をしていると、訪問される側の気持ちがよくわかりますね。
本当に迷惑です。
特に電話営業と訪問営業は。
そのたびに仕事が中断される。
私の場合、職業病だと思うけど、反射的にトークをチェックするんですよね。
切り出しのトークから、内容はもちろん、構成も気になるし、話す速度、トーン、音量。
それと質問のタイミングもチェックします。
またインターホンのモニター画面を見ていると、髪型、服装、表情、姿勢、動作も気になる。
改良点を指摘したい衝動にかられます。
そこはグッとおさえて丁寧にお断りして帰っていただくけど。
でもね。
断ったあとも大変なんですよね。
さて、この商材なら、どのような戦略が考えられるだろうか……。
が始まってしまう。
それにしても、なぜこんな難しい営業方法を採用しているのでしょうね。
誰がやってもできそうもない、最も難易度の高い営業方法なのに。
たとえ天才的なセンスがあって、それも相当量の訓練を積んでも、成功する確率は限りなくゼロに近い方法です。
効率が悪すぎる。
だってインターホンって、しつこい営業を断るために設置しているようなものでしょ?
最初から不利ですよね。
そのインターホンを使って、コンマ数秒で相手の反応を読み取って、警戒心を一瞬で解いて、パッと興味を引き出すトークにつないで、自然な会話の流れを作る。
相手の意表をつくテクニックがないこともないけど、それにしても営業のセンスというか、計算された話術がないと、そのあとが続かないよね。
私にはできません。
誰がやってもできそうもないことにトライして、挫折する人が多すぎます。
それにこんなことやらせていたら若い営業は育つ前に潰れちゃう。
もっとラクに売れる方法に切り替えればいいのに……。
なぜ勉強しないんだ!
マーケティング関連の本を 30 冊も読めば、ある程度のことはわかるはずです。
その内容をひとことで説明するのが大変だから、セミナーで詳しく解説しているけど……。
今どき飛び込み営業なんて非効率なことをやらせている場合じゃないでしょ。
売り方を変えれば売れます。
ー 撮影場所と機材 ー
横浜
OLYMPUS PEN Lite E-PL5
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
◆ この記事を書いた人
吉見 範一 (よしみ のりかず)
代表:= Y’s CLUB =
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吉見 範一(よしみ のりかず)

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