営業を覚えたてのころは不安のかたまりです。
商品知識が少ないとお客様にバカにされるのではないか。
無知がバレたら不信感を抱かせてしまうかもしれない。
専門的なことを質問されたらどうしよう。
新人にはこうした不安があって当たり前。
では、知識不足はどうやってカバーすればいいのでしょうか。
正解は決まっていますよね。
「もっと勉強しろ!」ということになるのですが、現実問題として最初からプロレベルの知識を持とうなんて所詮ムリ。
それに実際に営業に出てみればわかりますが、営業に不慣れな『新人らしさ』がプラスに働くことも多いんです。
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対面営業は直接会うことができる営業方法です。
この最大のメリットはなんだろうって考えてくださいね。
・ダイレクトに話を聞くことができる
・押し付けることなくツールを手に取らせることができる
・なんといっても新人は相手にプレッシャーを与えません
こうした知識以外の要素を忘れないでください。
もちろん勉強は必要ですよ。
最初に短期集中で基礎的な知識をある程度詰め込んだら、専門的な知識は営業をしながら覚えていけばいい。
何年もやっていればだれだって専門知識が蓄積されていきます。
ただし、専門知識は狭い。
そして深い。
しかも鋭い。
まるで武器のようなものです。
これを振り回したら人は誰も近づかなくなります。
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専門知識が増えても振り回さないでくださいね。
もし聞かれたら、聞かれたことだけ、可能な限り端的に答えればいい。
営業担当者にとっての専門知識の使い方なんてそんなもんです。
専門知識があればそれだけで売れるなんてことはありません。
新人であることをフルにいかしましょう。
営業が重視して欲しいのは信頼関係なんですよね。
相手を理解しようとする姿勢を大切にしてください。
ー 撮影場所と機材 ー
横浜
Canon PowerShot G7X
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吉見 範一(よしみ のりかず)

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