中華街を歩いているとどのお店を選べばいいのかわからなくなる。
一歩この街に入ると360度どこを向いてもよく似た中華料理店に囲まれます。
お手軽な価格で食べ放題のお店がこれでもかというくらい並んでいます。
隙間なく並べられた赤と黄色の派手な看板を見ていると提供できるものがいっぱいあるのはわかる。
でもね、大量に並べれば並べるほど個々のお店のよさがわからなくなるんです。
こうなると選ぶ気がしなくなる。
大量陳列はダメだとは言いませんが、まわりを見ないとね。
紛れ込んでいませんか?
あまり深く考えずに安易に他社のマネをして取扱商品の量を増やすと、もっとも競争の激しいマーケットの中に踏み込んでいくことになります。
豊富なメニューづくりにチカラをいれればいれるほど特徴が見えなくなる。
選ぶ理由がなくなるんです。
あなたの会社はそんなことやっていませんよね?
小さな名刺の限られたスペースに取扱商品をいくつも並べてみたり、パンフレットが商品カタログの状態になっていたり、ニュースレターの記事が絞りきれていなかったり……。
提供できるものをいっぱい並べて「なんでもできます」「なんでもあります」って訴えても、集客には結びつかないことが多いんです。
「あれもできます。これもできます。ライバル企業と同じです」では選べない。
本気で勝負するつもりなら「他社とはここが違います」と宣言できるポイントを訴求して、自社を選ぶ理由を明確にしてください。
その他大勢の中に紛れ込むな!
ー 撮影場所と機材 ー
横浜
OLYMPUS PEN Lite E-PL5
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
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吉見 範一(よしみ のりかず)
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