基本的にあらゆるビジネスはお客様と密接につながっています。
この「つながる」というのはメールのやりとりがあるとか電話で話ができるとかではなく、お客様が成功すると自社もうまくいくという目に見えない関係がそこにあるよということなんです。
こうした「つながり」を維持するには自社とお客様の間だけではありません。社員をはじめ流通や仕入れ先などのすべてのビジネスパートナーと共存共栄の関係が築けていることが大切です。
小さな会社ほど相互の密接な「つながり」によって信頼関係はより強固なものになるし、ますますいい関係性が広がっていきます。
別の言い方だと、自社とつながっている人たちにバランスよくリターンが回るようにするということです。
「よし、ウチはこれでガンガン儲けるぞ」とがんばる。
それはそれでいいのですが、自社にばかりリターンが集中しすぎると人の気持ちは離れていきます。
自社だけとか、中間の業者だけ、あるいはお客様だけといったどこか一ヵ所でも割が合わないという状況を作るとそこから「つながり」がほころびていく。
ビジネスは自社だけではなく全体を見てください。
このバランスが保たれた状況が安定してくると競争力はそこから生まれてきます。
自社が儲けることだけに注力するのではなく、お互いの「つながり」を重視した「本来あるべき姿」を保つということを忘れないでくださいね。
ー 撮影場所と機材 ー
新宿
Canon PowerShot G7X
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吉見 範一(よしみ のりかず)
「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/
経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰

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