「方向転換をする」と決断し、新たな市場を開拓している企業とお付き合いしていると、この違いはなんだろうと思うようになります。
うまくいってる企業と、そうでない企業の差って、こんなところなんですよね。
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この10年の間に「ああ、そうなの。あの会社もやめちゃったんだ」という話をいくつ耳にしてきました。
あのころは順調だった。
社員を増やし、拠点を増やし、商品も増やし「一代でこの会社をここまで育ててきたんだ」と言っていたのに……。
自分のアイデアでビジネスがうまくいった人ほど業界の習慣に縛られていくものなんですね。
だからダメだということではありません。
ただ、どうしても「方向転換が難しくなる」という傾向が強いんです。
創業時は手探りだった。それでも運よくたまたま大きな仕事が回ってきた。時流に合っていた。資産(経験や知識や技術など)を活かすことができた。
そしてうまくいった。
ところがあの時期に適したやり方しか知らない。
そこを自覚している経営者は情報収集に対する意欲と吸収のレベルが違いますね。
量もさることながら、参考になりそうな本を丁寧に読みこんでいます。
セミナーに参加して積極的に勉強しています。
そしていろんな人に会っている。
今すぐ変化できなくても、方向転換に必要な体力を蓄積しています。
大きな違いはそこだった。
時代の変化に対応できる経営者は見えないところで努力しています。
チャンスは準備を整えている人のところを目指して飛び込んでくる。
ー 撮影場所と機材 ー
江東区青海
日本科学未来館
Canon PowerShot G7X
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吉見 範一(よしみ のりかず)
「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/
経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰

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