ノウハウとか、アイデアとか、テクニックとかいろいろと駆使していますが、すでにわからなくなっています。
読んで書き写したものか、人から聞いたものか、それともメモをとったものか、自分の頭の中でパッと浮かんだものなのか、区別がつかないんです。
私が重視しているのはオリジナルかコピーかではありません。
自分にとって役に立つかどうかです。
役に立ったノウハウは体験とワンセットになってインプットされていくから応用しやすいし、解説もしやすい。
読んだだけの知識だとすぐに忘れちゃう。
言われてはじめて「ああ、そう言えば、なんとなく思い出した」なんて程度の曖昧な記憶しか残っていなかったりする。
若いころはカッコいい言い回しとか、目新しい考え方にしびれてすぐに飛びついたけど、経験がともなっていない知ったかぶりの知識は驚くほど何も残らないものですね。
一方、どんなに細かいテクニックでも実際に試したものは意外と覚えています。
私の場合、失敗したことのほうが多いから忘れたくても苦い思い出となってかなり強く残ってしまう。
ごちゃごちゃとどうしようもないことまで大量に試してきたけど、それがイザというときにフッと浮かんできてヒントになったりするのは、痛みをともなった経験をしてきたからだと思っています。
勉強は大事です。
知識がなければ話にならないこともたくさんあります。
理論も必要です。
でも「知っている」だけでは使えないんです。
身近な人や仲間を練習相手にしてでもいいから試してください。
試して恥をかいて、ちょっと修正してまた恥をかいて、また試してまた恥をかいて、なんてことを何度かやってみると要領がわかってくるし、実戦的なスキルになってきます。
だれのオリジナルだとか、どこに書いてあったノウハウだとか、そんなことはどうでもいい。
あなたにとって役に立つかどうかで判断してくださいね!
ー 撮影場所と機材 ー
宮崎県
Canon PowerShot G7X
= Y’s CLUB =とは
>> 詳しくは こちら

吉見 範一(よしみ のりかず)

最新記事 by 吉見 範一(よしみ のりかず) (全て見る)
- 対面営業に臨んだときは相手に対してまずその点を認め、そして ……。 - 2025年5月2日
- 人はそれを欲しくなってしまう - 2025年5月1日
- 疲弊する新人、変われない管理職。令和の営業組織に本当に必要な視点とは - 2025年5月1日