マーケティングに限らず物事には「原則」と「例外」があるのに「どっちにしようかな」と迷うことは意外と少ない。
一発逆転、大ヒットが大好きだから。
なのかなぁ?
私のまわりにもなぜか「例外」を選びたがる人が多い。
–
たとえば「製品の種類が多いほど在庫管理コストがかかる」という「原則」がある。
みんなよくわかってるはずです。
なのに新製品を増やしたがる。
もしかしたら「全種類が同時に大ヒットして、嬉しくて飛び上がりたくなるほど売れまくる」なんて「例外」があるかもしれないと期待する。
もしそうなれば完売の日が続いて在庫管理コストはかかりません。
でもね。
深く考えるまでもなく、そんなに都合のいいことはまずありえない。
販売戦略は現状のままで、商品アイテムを増やすだけ。
だとすると、あまりにも確率が低すぎる「例外」だと思いませんか。
それでも少しずつでも売れているからと旧製品を廃棄することなく温存しておいて、パッと思いついた新製品を増やそうとする。
「原則」として商品アイテムを増やせば製造コストがかかります。
プロモーションのコストもかかります。
そして在庫管理コストもかかる。
となると、やっぱり考えなおそうってなるはずなんだけど……。
多分よくわかっていると思う。
ただ、わかっちゃいるのに気持ちは「例外」に引っ張られていく。
ー 撮影場所と機材 ー
杉並区西荻窪
Canon PowerShot G7X
▼ Facebook への友達リクエストはお気軽に (^_-)-☆
・コメント欄に「ブログ読者」と記入してください。
・無記入だとスパムと区別がつかないのでリクエストを削除させていただきます。
= Y’s CLUB =とは
>> 詳しくは こちら

吉見 範一(よしみ のりかず)

最新記事 by 吉見 範一(よしみ のりかず) (全て見る)
- 対面営業に臨んだときは相手に対してまずその点を認め、そして ……。 - 2025年5月2日
- 人はそれを欲しくなってしまう - 2025年5月1日
- 疲弊する新人、変われない管理職。令和の営業組織に本当に必要な視点とは - 2025年5月1日