近所の3軒のスーパーでは頻繁にバーゲンセールを行っています。
・毎月〇日は特売日
・毎月〇曜日はポイント10倍
・毎週〇曜日は〇〇セール
これらのセールの日はレジが大混雑しています。
ではバーゲンのない日はどうなんだろう?
レジの順番待ちは少なかった。
こうしたお客様の行動パターンから読み取れることはなにか。
正解でなくてもいいんです。
まずは考えてみる。
マーケティングはそこからスタートします。
たとえば、売り上げをアップさせるためではなく、売り上げがダウンするのを防ぐためにバーゲンに頼らざるを得ない状況になっているのではないかと推測したとします。
もしそうだとしたら、お店が発信している情報とはなんだろう?
「定価で買ってはいけません」
「通常の販売価格で買ってもいけません」
「バーゲンの日だけ買い物をしたほうがいいですよ」
と宣伝費をかけて教えていることになる。
業界団体である新日本スーパーマーケット協会の「スーパーマーケット白書」によると、団塊世代を中心とした主な顧客層の高齢化が進み、顧客の世代交代が思うように伸びていません。
ヤングファミリーを取り込むことがスーパーの課題になっていることが読み取れます。
ところが若い人たちの買い物のパターンを見ていると、これらのバーゲンセールは時間に追われて忙しい子育て世帯のライフスタイルからかなりズレている気がします。
戦略そのものを見直したほうがいいのに、現状は売り上げがダウンしないように安売り路線を走り続けている。
現状と戦略のズレがわかっていながら「昔はうまくいっていたやり方」を繰り返しています。
こうした傾向はスーパーだけのパターンなのでしょうか。
もしかしたらあなたの会社もこれと同じことをやっていませんか?
ー 撮影場所と機材 ー
横浜
Canon PowerShot G7X
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吉見 範一(よしみ のりかず)

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