外に一歩出れば、営業はひとりになります。
営業は自分を磨く部署であると同時に、心身のストレスに晒される部署でもある。
ひとりになると判断に迷うことも多く、自信があやふやになりやすく、持てる力を発揮できない人もでてくる。
どこか弱い部分があれば自分でコントロールする以外に方法はない。
しかも不満が出やすく、些細なことでチームがバラバラになってしまうこともある。
ここが問題なんですよね。
かといって弱い担当者を取り除くというわけにもいきません。
チームの弱体化を防ぐにはどうすればいいのだろう。
いろいろ方法はあるかもしれませんがたとえばこんなやり方もあります。
バラバラを受け入れるという方法です。
営業のチームは最初から最強のスタッフが集められているとは限りません。
よくある失敗は集められたスタッフは、全員それなりに営業のスキルを持っていると思い込むことです。
ところが現実にはどうしたって実力には個人差があります。
ハッキリ言って対面営業に向いてない人もいます。
それに達人が教えればすぐにできるようになるというものでもない。
簡単に強い営業チームが作れるわけではありません。
じゃあどうする?
それぞれの「得意・不得意」がわかってくるまで、メンバーが一丸となって動きだす「チーム力を発揮する営業活動」のスタートは遅れるかもしれませんが、もう少し長いスパンでチームを作っていくほうがいい。
方向が同じなのでよく混同されがちですが、指導する人が「チームを強化する」と考えるのではなく「チームと一緒に育っていく」という感覚に近い。
そもそもスタッフはそれぞれの持ち味が違うし、伸ばす部分も違うし、習得する速度もバラバラです。
指導者が思い描くような営業担当者を作ろうとするのではなく、特技を生かすことでお互いにカバーし合えるように、ひとりひとりの個性を伸ばした方が結果的に個性がでてくる。
高齢者に強い人もいれば、女性に強い人もいる。
数字に強い人もいれば、戦術を見極めるセンスを持っている人もいます。
こうしたバラバラの特性を押さえ込んで小さくまとめるのではなくて、好きなようにやらせて、バラバラだけどそれぞれの特性を大きく伸ばした後で組み合わせたほうが個性的で強力な営業チームにまとまっていきます。
ー 撮影場所と機材 ー
青森
Canon PowerShot G7X
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吉見 範一(よしみ のりかず)

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