営業ノウハウをまとめるのっていろんなやり方があると思うけど、私のまとめ方はちょっと変わっていたのかも ……。
通信系企業の営業をやっていたころ、やり始めてすぐ一気に売上を上げた時に、私がものすごくがんばって能力があったから達成できたのか、それとも単に良いお客さんに当たったからラッキーで達成できたのかは、周りから見ているだけだとわからないと思う。
それどころか当人もなぜ自分だけが売れているのか、売れる理由はわからなかった。
だって運がいいからいいお客さんに会えたと思っていたし「売ってください」って頼まれたから「はい」と答えているだけだった。
ところがこの状況が半年も続くと「運がよかった」では済まされなくなってくるんですよね。
一番困ったのは営業のやり方を教えてやってくれと上司に頼まれたことです。
だって「普通にやればいいのに」って思っていたから、何を教えればいいのかわからなかったんです。
かといって「イヤだ!」と断るわけにもいかないし ……。
そこで同期のメンバーをひとりずつ同行して、私が営業をしているところを観察してもらいました。
すると「こんな風にやっているんですね」とか「こういうやり方を初めて知りました」って言われた。
そこで「こんな風に」とか「こういうやり方」ってどういうことなのか、私の方法とスタッフたちがやっていた方法の異なる点を聞き出したんです。
まさかその時点ではこのときの体験が数年後にそのまま営業ノウハウのコンテンツになるとは思ってもいませんでした。
ただこのとき、何を教えればいいのか、よくわかったんです。
営業ノウハウに限らず、困っている人に会ってその場で具体的に聞くのって実践的で効果があるものが生まれやすい。
そして肝心なのは常にアップデートしていくことです。
ー 撮影場所と機材 ー
横浜/関内
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.
▼ Facebook への友達リクエストはお気軽に (^_-)-☆
──> https://www.facebook.com/yoshimi.norikazu
・コメント欄に「ブログ読者」と記入してください。
・無記入だとスパムと区別がつかないのでリクエストを無視することがあります。
日本営業ツール研究所は狩猟型のツールを研究するところではありません。
研究するのはお客さんの未来です。
あなたの商品はお客さんにとって「どんな価値があるのか」を見つけましょう。
お客さんに価値のある未来を提供するために……。

吉見 範一(よしみ のりかず)

最新記事 by 吉見 範一(よしみ のりかず) (全て見る)
- 対面営業に臨んだときは相手に対してまずその点を認め、そして ……。 - 2025年5月2日
- 人はそれを欲しくなってしまう - 2025年5月1日
- 疲弊する新人、変われない管理職。令和の営業組織に本当に必要な視点とは - 2025年5月1日